早稲(わせ)とワセ女♡と中夜祭の話
「早稲田大学中夜祭2015ブログ」をご覧の皆さんこんにちは!高木だよ!
元気にお米を食べてるかーい!
(画像は『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん』より)
突然ですが、こちらは入学式の時(3年半前?)、高校と予備校が同じで現在も親交のあるMエミ(仮名・教育学部)と撮ったプリント倶楽部です。スーツプリ♡
オレンジデイズを夢見ているのか、期待に満ち満ちた目をしていますね。この後4年間でどうなるかも知らずに。花のワセ女♡
続いてこちらはその約2ヶ月後、早慶戦処女を捨てた際の私です。某ヒューマンとインフォメーションがクロスするサークルに入りました。
浪人中に別れた彼氏に学ランを借りるという図太さが備わったのはこの頃です。ちなみにこの写真を撮る前日にはなんと人生初の野宿も経験しています。
入学2ヶ月にして目の輝きが失われ始めたのがお分かりでしょうか?
そしてこちらが現在。
時々街なかでおじさんっぽいおばさんに遭遇する事がありますが、まさにそういった類のユニセックス感が漂っています。1年次の輝きはどこへやら。ちなみに先日馬場で飲んでいる時、同期に「急激に老けた」と言われました。
道を踏み外さなければ、それなりに可愛いJ to the D(注:女子大生)としてキラッキラなオレンジデイズを謳歌していたはずでした。
しかし私はなぜか今、早稲田で最も泥臭くヤニ臭く臭い集団こと「早稲田大学中夜祭2015」実行委員会に入ってます。受験期に夢見ていたオレンジデイズが見当たりません。
どこじゃー!
妻夫木はどこじゃーーーーッ!
閑話休題。
秋も深まり豊穣の季節を迎えている昨今、花粉アレルギー持ちには辛い時期になってきましたね。稲刈りのシーズンです。
しかし必ずしも「稲=秋」という訳でもないんです。実は梅雨入りの前に収穫できる稲があるのをご存知ですか?
そもそも稲作は、収穫期によって「早稲」「中稲」「晩稲」に分類されます。
各々の特性をミックスし、品種と品種を掛け合わせることで、美味しく強いお米を作ることができるそうです。
なかでも「早稲」は名前の通り、早期に収穫できる品種。収穫量が晩稲よりも少ないのが欠点ですが、梅雨や台風などのリスクが訪れる前に収穫できるため、高冷地で重宝されます。
我々はいわば、急かされながら育てられた「早稲」の人間なのです。
「フリペやんぞ!」「イベントやんぞ!」「新歓やんぞ!」「わっしょい行く人!」「WASEBEN食いてえ!」と、ゲロと油にまみれながら生き急ぎまくっていたところ、
体感時間30秒も経たないうちに、4度目の早稲田祭を経験することになってしまいました(そしてエイジングケアも)。
そういえば、初めて目にした「中夜祭2012」で度肝を抜かれたのが1年生のとき。
ショッカーズや下駄っぱーずのようなダンス系団体を見るのとはまた違ったドキドキがありました。あそこまで早稲田のバンカラ性を直に感じたのは、4月の新歓以来だったかもしれません。
そしてあの頃は、時間が経つのがこんなにも早いものだとは全く思っていませんでした。
自分が中夜祭実行委員になる時なんて、まだまだ先だと思ってたのです。
いつの間にかサークルをまたいだ友人ができ、
気づいたら「現役最後」の早稲田祭を終え、
「老害」の名を背負いつつも、いつの間にか「あの」中夜祭を始めることになっていました。
ザッ…
泥臭い芋臭い宗教みたいだの、そりゃあ我々中夜祭もいろいろ言われますよ。周りからは自己中かつニーオナな集団とも思われていそうです。現役もさぞかし渋い顔をしていることでしょう。
あとは「ワセジョキモー」とかね。「ワセジョマヂムリナンダケドー!デモワセヨバキャワワー!」とか。
でもね。
「晩稲(おくて)」で上品にやる術を知らずにここまで来てしまったのです。
泥臭い土壌と荒々しい環境で、急かされながら育てられたからこその早大生だろうが!ということを、私は声を大にして言いたいんです。中夜祭ってそういう、生き急ぐ早稲田魂を爆発させるイベントなんだと思います。
そして、そんな我々には「現役時代には絶対にできなかったような企画をする」という使命が課せられているように思えてならないのです。
…え?何?「別に早く育つ品種というわけではない」?うるせえ!喩えなんだし良いだろ!うんこ投げんぞ!
チーン♪
YATTA!
というわけで、これからも中夜祭2015メンバーによるコラムがどんどん続きます。所属していた団体は違えど、生き急ぎまくってきた「早稲」な野郎共が集結しております。
「中夜祭にかける思い」や「僕の私の早稲田祭」をテーマに、
清く正しく嘘くさいエピソードを語ってもらうので、皆さま乞うご期待!
毎日更新されるよ!チェケラ!
(高木望: @kk69_tak0)